先月20日、中国四川省でマグニチュード(M)7.0の大地震が発生したのに続き、2011年の東日本巨大地震(M9.0)で被害を受けた東北地方で18日、福島県沖を震源とするM5.9の地震が再び発生し、宮城県石巻市で震度5強を観測
した。同じ日の午前7時2分ごろ、韓国でも西海(黄海)の仁川市・ペンニョン島の南沖31キロを震源とするM4.9の地震が発生し、韓国も地震の安全地帯ではないとの懸念が広がっている。
今回の地震は慶尚北道蔚珍郡沖で発生した2004年の地震(M5.2)以来、約9年ぶりの強い地震で、韓国で発生した
地震としては6番目に大きい。特に、19日午前5時ごろペンニョン島沖でM2.3の余震が起きるなど2日間で計9回の余震(M2.2-3.3)が発生。余震の回数は気象庁が地震の観測を始めた1978年以来で最も多くなった。
気象庁の関係者は「(ペンニョン島から約200キロ離れた)ソウル市はもちろん、忠清南道の洪城郡や瑞山市などからも『揺れを感じた』との声が多数寄せられた。ペンニョン島では『どしん』という大きな音と共に2階建ての建物が揺れたりもした」と話している。
懸念されるのは、今回の地震に比べエネルギーが40-50倍も大きいM6.0以上の大地震が韓国でも発生し得るということだ。6・25戦争(朝鮮戦争)中の1952年3月19日、平壌付近でM6.3の地震が発生したというロシアの観測所の記録があるほか、昔の文献には「慶州(慶尚北道)で地震が起き100人余りが死亡した」(799年)、「束草(江原道)付近の海で地震が起き、雪岳山で岩が崩れ落ちた」(1681年)といった記録が残っている。
韓半島(朝鮮半島)での地震発生回数が次第に増えていることも心配だ。気象庁によると、地震の年平均発生回数は1980年代は15.7回だったが、90年代は25.5回、2000年代は43.6回に増え、ここ3年間(10-12年)は年平均50回に上っている。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版: 2013/05/20 12:44
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/05/20/2013052001171.html
朝鮮半島で30年前の3倍以上の地震発生。
韓国に30年前に地震計はあったのだろうか?単なる資料不足ということもあるのではないだろうか?
巨大地震もさることながら、長白山噴火も最近になって活動化したことから噴火の危険が叫ばれている。
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